
今も昔も変わらず、子どもたちの中には「歯医者さん嫌い」と「何もしていなくても泣く子」がいます。
子どもたちにとって歯医者さんは「痛い」「恐い」「行きたくない」場所なのです。
その心を抱いたまま、大人になった方々がおられます。
それは、歯医者さんは注射もしますし、聞いたことの無いような音の出る機械で歯を削ります。
時には歯も抜かれてしまいますから、当然と言えば当然です。
ビーンズ歯科ハイジは、お口をきれいにする所です。
健康な歯を守るために、例え痛いところが無くても、定期的に予防プロケアメンテナンスを受ける、そんな会をつくりました。
歯の予防の究極のカギは、まめであることです。ビーンズクラブは、まめに集う意識集団を目指します。
ビーンズクラブに入会するに当たり、こまめにがんばります!という決意表明として、任意で入会金を頂いております。なお、この入会金は、復興支援金、ユニセフなどへの寄付とさせて頂いております。
大人の歯は、健全に揃うと28本です。しかし日本では、まだまだ28本を1本も失うこと無く保有している方は少ないのが実状です。
では、どうして歯を失ってしまうのでしょうか?その原因の一つが、歯周病です。歯周病は歯を支えている骨が溶かされ、歯がグラグラになり、最終的には抜けてしまう病気です。
歯周病は悪化するまで自覚症状が無いため、自分ではわかりづらく、気付いた時には遅いことの多い病気です。
ほとんどの方は歯が失われて初めて、ご自分の歯がいかに大切だったかということに気づきます。
若い頃、歯は丈夫だと過信していた方ほど、歯周病の発症率が高くなる傾向にあります。日々の手入れが大切なのに、それを怠ったからなのです。
後悔先に立たず…。しかし、既に後悔している方は、これから後悔しないように頑張れば良いのです。
かつて見たあるテレビドラマのセリフの一つに「明日やろうは、バカ野郎」という言葉がありました。
乱暴な言い方ではあるかも知れませんが、好きな言葉の一つです。思い立ったら吉日!今日から始めてみませんか?
日本人の平均寿命は2010年女性86.39歳、男性79.64歳。
長寿大国でありながら、高齢者の歯の平均保有数は5本と少なく、日本人の歯の寿命は短いのです。
そのため、厚生労働省は8020運動(80歳で20本歯を残そうという運動)を提唱し、推進していますが、まだまだ目標達成には時間がかかりそうです。
一方、歯の予防先進国であるスウェーデンの高齢者の歯の平均保有数は25本です。
このことからも、予防することで歯の保有確率が画期的に伸びることがおわかりいただけるでしょう。
日本の場合、歯科医院に行くのは、痛くなったから行くという方が圧倒的に多いようです。
しかし、先に述べたとおり、特に歯周病の場合は、痛みが出てからでは、かなり進行しているため、遅いのです。早いうちからしっかり予防することで、歯周病の発症を防ぎ、健康な歯を維持することが出来るのです。
歯は1本でも失ってしまうと、他の歯への負担が大きくなり、次々と連鎖反応を起こして悪くなっていきます。ですから、歯は1本でも失わないことが肝心です。
入れ歯になれば、食べ物の味もわかりづらくなり、食事もおいしく摂れません。
自分の歯で噛むということは、脳への刺激となり、全身の健康増進にもつながります。
全身の健康は、まず歯からなのです。
歯科衛生士により、患者様の歯はもとより、全身状態もしっかり把握したうえで、プロケアをいたします。
80歳で28本全ての歯を残すためには、虫歯菌の活動を止め、歯周病の発症の停止・抑制を行う必要があります。
歯ブラシでは落とすことの出来ないバイオフィルムをPMTCによって破壊し、ご自身では取り除くことが難しい歯ぐきの中の汚れを歯科衛生士がしっかり取ることにより、健康な歯を維持することが出来ます。
ブラッシングの状態を見ながら歯ブラシの練習を続け、歯肉の中の歯石などを細かいものまで取り、PMTCを行い、メンテナンスに移行します。
お母様やお父様が歯の問題で苦労された経験から、子どもには絶対にこんな思いはさせたくないと思われる方は多いと思います。
ただ、ブラッシングを毎日しているだけでは限界があります。歯ブラシの届かない磨き残しになったところから、虫歯になってしまうこともあるからです。
歯科衛生士が歯ブラシ指導やPMTCなどを含めたプロケアでお手伝いすることにより、かなり虫歯発生を防げるのです。
子どもの将来を案じて習いごとをさせるのと同様、歯科予防を生活の中に組み込むことは、お子様の将来を守る一助となることでしょう。
スイミング、ピアノ、サッカーなどの習いごとと同じように、歯ブラシの練習をするような感覚でいらしていただけたらと思います。
虫歯が無く、健康な歯を保つことが出来れば、よく噛め、健康増進にもつながります。こんなに素晴らしいプレゼントを子どもたちに与えられるのは、お父さま・お母さまの特権です。
お子様にとって、何よりの財産となることでしょう。
乳歯の頃からしっかりとメンテナンスすることにより、お口の中の状態は改善され、永久歯を“カリエスフリー”に出来ます。わが子をカリエスフリーにしてあげませんか?
カリエスフリーとは……
永久歯がすべて生え揃う時期(12~14歳)で、虫歯の無い状態のことです。
大きくなると、生活習慣を変えていくことはなかなか難しくなります。ですから早めにメンテナンスしていくことをお勧めいたします。
患者様お一人お一人に合わせたプログラムを用い、プロケアメンテナンスを行います。ビーンズ歯科ハイジの目標は、一人でも多く、カリエスフリーの子どもを創ることです。乳歯の時期にお口の中のリスクを改善してあげること、そして永久歯の生え揃う一番リスクの高い時期にしっかり予防することにより、虫歯の無い永久歯を作り上げることが可能となります。
ブラッシングの状態を見ながら歯ブラシの練習を続け、PMTCを行い、メンテナンスへと移行します。
メンテナンスを3~6ヶ月間続け、再検査を行います。検査結果に基づき、予防プログラムの見直し、およびメンテナンス期間の再設定をします。
その後は、メンテナンスを継続して行い、目安として必要であれば一年ごとに唾液検査を行い、カリエスフリー(虫歯ゼロ)を目指します。
メンテナンスにおいてなんといっても重要なのは、歯科衛生士による指導内容を早くお子様の生活習慣に取り入れ、それを家族ぐるみで継続していくことです。
ビーンズクラブでは、虫歯・歯周病の発症抑制・発症前予防管理に重点を置いてメンテナンスを行っておりますが、個々のリスクにより、虫歯・歯周病がまったく発症しないというわけではありません。